docter 院長 Jun Tamura

経歴

  • 2017年 大阪大学 歯学部 卒業
  • 2017年 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院 歯科口腔外科 勤務
    医療法人徳洲会 奄美大島 笠利病院・名瀬徳洲会病院
    歯科口腔外科 離島医療プログラム(4ヶ月)
  • 2019年 医療法人社団翔志会 たけち歯科クリニック 勤務
  • 2024年 たむら歯科 矯正歯科 開院

所属団体

  • 日本口腔インプラント学会 会員

ご挨拶

皆さまはじめまして。この度、大阪府交野市で歯科医院を開業させていただくことになりました、田村 淳と申します。

私は大学卒業後、京都府内の口腔外科病院で研修生活を過ごしました。そこは京都府内でも名の知れた大病院であり、来院される患者様が非常に多く、抜歯や嚢胞・腫瘍疾患、口腔がんや顔面外傷、夜間救急も含めて幅広く経験させていただきました。私は研修医の中で、1年間で担当させて頂いた入院患者様数が一番多く、病院内で表彰もして頂きました。

外来診察後も入院患者様の全身管理、休日も救急診療と息をつく間も少ない日々でしたが、全身を診られる歯科医師を目標に日々研鑽しておりました。

2年間の口腔外科病院勤務の後、同病院の離島医療プログラムとして鹿児島県に属する奄美大島の病院に勤務いたしました。ご高齢の方のへき地の訪問診療も経験し、限られた器具・機材の中で、入れ歯の調整や歯の痛みをとる技術も学ばせて頂きました。すぐに頼れるご家族もなく、お口の痛みに耐えて生活しておられたご高齢の方の治療後の笑顔は、今でも忘れられません。奄美大島で勤務した後、京都市内の大型歯科医療法人に身をおき、むし歯や歯周病治療などの一般歯科に加え、インプラントや矯正治療など専門性の高い分野も手がけました。

そこでは患者様へのホスピタリティと治療技術の向上に重きをおき、日本の歯科界でも名の知れ渡る各分野の著名なドクターに直接指導しに来て頂ける環境でした。そのため、長年歯の痛みがとれず抜歯と診断された方や、他では難しいとされたインプラント治療を希望される患者様が多く来院され、最先端かつ高度な治療技術を学ばせて頂きました。そんな環境に身を置いていた私は、今の歯科において人一倍強く感じてしまうことがありました。

それは、「再治療の多さ」です。銀歯の下の2次むし歯、詰め物が何回も取れる、数年前に根の治療をしたところが膿んでる、被せ物が取れて歯ごと割れた…そういった歯は再度治療をするごとにさらに削られ、相当な精度を求めた再治療でないと抜歯への寿命を早めることになります。

「時間と費用をかけて行ったむし歯治療、詰め物、被せ物が、治療によってさらに歯の寿命を縮めるなんてもっての他だ、自分を選んで来てくださった方には長く持つ治療を」と意識してからは、より一層知識と技術の研鑽に身を投じてきました。

その甲斐あってか、もう抜歯だと諦めていた歯をしっかり噛めるようにしたり、骨が薄いためにインプラント治療が難しかった方を治療したり、長年ずっと傷んでいた歯を治すことができ、治療後は多くの患者様から治療のご指名を頂く結果となりました。

そうした診療を続けていたある日、スタッフから嬉しい一言をもらいました。「先生の担当患者さんって、治療後いつも笑って帰られてますよね。」何気なく私に言ってくれた一言が、非常に嬉しく、自分の求める歯科医師のあり方はこれだと感じました。

歯科医院は来なくていいのであればできれば来たくない場所だと思います。それでも当院・自分を選んで来てくださった方に感謝の気持ちと、考えられる最上の治療をすることを心がける毎日となりました。その気持ちは小児治療でもより強く意識しております。わずか数歳で、何をされるか分からない診療チェアに座ってくれていること自体、私はお子様に対して尊敬の念を抱きます。

治療が上手にできないなんて当たり前だと思います。私は小児歯科に関して間違いないと自負していることがあります。私は初めて診療室に来てくれたお子様と治療予約時間の半分以上は歯と全く関係のない話をします。必要と感じたときには、予約時間の最後数分しか治療に当てないほどお話をしている時もあります。

その理由は「信頼関係ができていないと何をしても痛い」と感じるからです。初対面のお子様との時間で、いかに「歯医者感」を消して「ただのおしゃべり好きのおじさん」と思わせるか、結果、総じた治療時間、回数は必ず少なくなります。定期検診にもお喋りしに来る感覚で喜んで来てくれます。私は治療ができなかった子をできるようにすることに大きなやりがいを感じております。

なぜならそれは、「治療精度を保ちながら痛みなく迅速に治療を終わらせられるか、加えて安心できる信頼関係を構築できているか」、快く治療を受けてくれることをものさしとして、私自身がまぎれもなくお子様から評価されているということだからです。これは大人の方への診療にももちろん通じております。治療予約をとってくれる受付スタッフさんが幾度となく次のように伝えてくれました。

「強い恐怖心のせいで歯科にくるのが数年ぶりの患者様がいましたので、田村先生の予約にしておきました!」
「他で治療ができなかったお子様が診察希望されて、治療ができるかとても不安とのことだったので田村先生で予約取りました!」

私の診療に対する考え方は間違っていなかったんだと実感することができました。「たむら歯科を選んで、足を運んで来た甲斐があった。」診療室を出られる際にそう思って頂くことが私の喜びであり、医院を出られた後も患者様の生活・人生が笑顔であり続けられる。そんな医院が私の理想です。

私には学生時代から支え続けてくれた妻がいます。妻が育ったこの交野市の街で、地域医療への貢献という形で恩返しができるよう努めて参りたいと真に思っております。

学会・研修実績

  • 第63回日本口腔外科学会演題発表『顎関節部滑膜性軟骨腫症の一例』
  • Straumann Basic Implantology
  • Straumann抜歯即時&審美インプラントセミナー
  • JACID(日本口腔インプラント学会指定臨床研修100時間コース)
  • MKS南清和先生年間セミナー
  • 貴和会KDEセミナー第1期
  • JIADSペリオコース
  • KDE preparation seminar
  • ダイレクトボンディング 青島徹児先生 前歯部臼歯部コース
  • Invisalign Go システム導入コース
  • 矯正セミナー 相原先生コース
  • DSJオンラインアカデミー
  • 大森塾オンラインサロン
  • 顎顔面矯正セミナー
  • 床矯正ベーシックコース
  • Myobrace導入セミナー
  • Myobrace BWS セミナー
  • Myobraceを導入して 馬上崇 先生
  • 小児矯正study group MyoCrew
  • TDC private seminar
    ‘21〜‘24 PESCJ歯内療法専門医 神戸良 先生
    ‘22 米国歯科補綴専門医 木戸淳太 先生
    ‘22〜‘23 日本矯正歯科学会 鷲見圭輔 先生
    ‘22〜‘23 マウスピース矯正Invisalign Japan faculty 藤山光治 先生
    ‘23 BPS Denture 松田謙一 先生
    ‘23 光学スキャナー preparation seminar窪田努 先生